【旨魚料理】アブラボウズの刺身
初めてアブラボウズを釣ったのは2012年5月洲崎でした。
その時は丁度翌週にイベントがあったので、神田の一政寿司に持ち込み大将に料理してもらいました。
初アブラボウズは6.5kgで『深海の幼稚園児』と表現したのですが、今回は更に小さい3.6kgですから『深海の赤ちゃん』という事になります。
これならば家の台所でも捌けますね。この魚は大きくなると100kgを超えるらしいですが脂がきつくて普通には食べられないとか...。
小さい方が美味しく食べられると聞いたことがあります。師匠の松輪キンメ漁師も専門で狙い水揚げしていましたが、大きな物は1年間冷凍倉庫に入れてから切り身にして出荷すると話していました。
そう言えば、師匠はアブラボウズとは言わずに『クロ』と言っていました、見るからにまっ黒ですから...。
腹の部分の黒とグレーの縞々がトレードマークです。
見るからに旨そうな肝ですが、ちょっと危険な感じでしたのでパスしておきました。(後からネットで調べましたが、食べられなくはないみたいですが、かなりヤバイらしいです。)
お刺身は三枚に下ろし、頭でも尾でもない中間辺りを少しだけにしておきました。
別に食品衛生法とかで規制されている物ではありませんが、中落の料理も一緒に食べるので控えめにしました。
一政寿司では数日寝かせたアブラボウズを刺身・寿司・しゃぶしゃぶ等で食べたのですが、今回は一晩寝かせたものです。
脂が多いので真っ白、でも決してしつこい事はありません、むしろ食べた印象はサッパリしてると感じる位です。
脂の乗りが良い魚は醤油を付けるとパッと脂が広がりますが、コイツはそうではありません。
やはり脂の質が違うんでしょうね。身は柔らかく、口に入れてもぐもぐしてると脂の甘さを感じます。
コリコリ好きな柔らかい刺身が好きじゃない(うちの奥方様みたいな)人には向いていません。
食べすぎるとお腹を壊すそうですが、山ほど食べる訳じゃないので、お腹も全く問題ナッシング。
なかなか食べられないと思うと、ありがたみを感じますね!!
でも火を入れた料理の方が向いていると思います。(明日も続くよ)
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コメント
『クロ』
私もコリコリ好きです
・「火を入れた料理」
楽しみにしてます
2015-05-02 09:04 天和 URL 編集
No title
危ない危ない、肝好きなワタシなら行っちゃうところでした。(^o^;)
あっ、どうせ釣れないからノーチャンスか、、、(´・ω・`)
2015-05-02 09:17 スパ郎 URL 編集
No title
コリコリ好きだと、コイツはあまり好みじゃないかもね...。
楽しみにって、お酒用意してPCの前に座ってない?
2015-05-02 20:06 まるかつ URL 編集
No title
内臓系は注意しなくちゃダメだよ。
特に情報の少ない魚を初挑戦でというのはね。
アブラボウズは身肉にも油成分が多いけど、肝臓は特に多いそうです。具合が悪くなるというよりも、お腹を壊すって意味ね。
2015-05-02 20:08 まるかつ URL 編集