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【仕掛・道具】久しぶりにフグ竿作り

竿作るの何年振りかしらん?

フグ竿作成

晴釣雨作

天気の良い時は釣りに出かけ、天気の悪い時は仕掛や道具を作る。

まるかつの考え方の一つですが、「晴耕雨読」のパクリなのは言うまでもありません。

今は新型コロナウィルスによるパンデミック騒ぎから緊急事態宣言で、不要不急の外出自粛ですからね...、家での時間はたくさんあります。

3月は春の嵐とコロナ騒ぎで釣りに行けず、4月もこのままでは外出不能でしょう。

フグ竿はたくさん作りましたし、買った竿もあり数は揃っていますが、少し長目(175cm位)を作ってみようと思います。

素材は家にたくさんストックしてあります。

友人から回ってきた不要になった竿や、折れた竿に竹素材の中から使えそうな物を選び出します。

実はこの工程が一番大切で、時間が掛かるかも?

削ったり加工しながら繋いだりしますので、きちんと計測して切り組する計画を立てながら進めます。

手元部分には竹素材を使い、昔覚えた和竿作りの技術と、その後習得したロッドビルディングのスキルを融合させた竿作りを目指します。

穂先にはフグに適した硬さを持ったカーボン素材を選びました。

穂先

誰かの所から来た物だと思いますが、ガイドも付いており、そのまま再利用します。

これを丸節(竹素材)に繋ぎますが、繋いだ部分には絹糸を巻き、カシューを何回も塗り重ねます。

使わなくなった竿から外したり、修理用にストックしているガイドの中から種類・素材・大きさを選んで手元のガイドを取り付けました。

ガイド

手元の竹素材は淡竹、丸節との繋ぎ部分はやはり絹糸を巻き、カシューを塗ってあります。

取り付けたリールシートは昔懐かしいタイプ。昔はこんなリールシートが付いた竿ばかりでしたね。

リールシート

素人には本漆は手が出ませんので(コストと乾かすのに室が必要)、手軽なカシューを使います。

糸巻き部分は黒、仕上げ塗には本透明を使いました。

カシュー

塗っては乾かしを繰り返し、凹凸がある時は水ペーパーで擦って平らに仕上げます。

塗った後に乾かす工程で、均一にさせるために回転させます。

手作りのロッドドライヤーを使いますが、これももう30年物ですよ...。
(良く頑張ってくれていると感謝してます)

竿尻

結局素材は何も書く事も無く、カシュー(本透明)だけが少なかったので追加購入しました。

方針が決まって素材を選んで切り組加工に一日、塗りの工程は二週間、ガイドやリールシートの取り付けに半日、仕上げの塗りに一週間と言うところでしょうか。

以前と比べると根気が無くなりました...。(歳ですかね)

休み休み作業をしながらゆっくり楽しみながら作っています。

そのうちどこかのフグ釣りでデビューさせたいと思います!!



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コメント

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No title

夏の白子祭りでのデビューとなることを祈りたいです。

そして使ってみたい!(笑)

私も針を結ぶツールを手に入れたので仕掛けを作りまくりました、、カレイ仕掛けはいっぱい!(^^)



No title

今やん>
イイ感じに仕上がったでしょ。
ちょっと長めに仕上げましたので、根周りや海が悪い時に活躍して
くれそうです。
カレイも7月位まで期待できますので、一度は行きたいね!

No title

>まるかつさん

>カレイも7月位まで期待できますので、一度は行きたいね!

ぜひぜひ!行きましょう!!

きよさんではショウサイも出ているみたいですしね。リレーなんてしてくれたらサイコーですね!

No title

今やん>
>リレーなんてしてくれたらサイコーですね!
同じ場所でフグも青イソに食って来るので、カットウにアオヤギを
用意しておけばフグも狙えるんだよ。
但し「二兎追うものは...」に注意だけどね。