【旨魚料理】イシダイのマース煮
脂のバッチリ乗った大きいイシダイを煮て食べる幸せを味わいたいと思っていました。
もうン十年も前の事ですが、千葉にある漁師料理の店で大将が突いてきたデカいイシダイの煮付けを食べさせてもらった時の事が忘れられないからなんです。
身が厚く切り身にしても皿からはみ出るようなサイズだった事を覚えています。
小振りな物やあら、兜などは幾度となく食べてきましたが、型物を惜しげも無く煮るなんて事はそうそうできる事じゃありません。
今回はそこそこのサイズが揃ったので、お刺身は二番手の中型で食べるとして一番大きいのを煮る事に。
普通の甘辛煮付けも考えたんですが、イシダイの脂と泡盛、島マースの化学変化に期待してマース煮を作ることにしました。
と言う事で島豆腐もちゃんと買ってきましたよ!!
塩は宮古島の塩を使う事にしました。
【材料】
・イシダイ 大きめ1匹ぶつ切り
・水 2カップ
・泡盛 1カップ
・島マース(塩) 小さじ2
・生姜(薄切り) 3~4枚
・早煮え昆布 1枚
・島豆腐 1丁
作り方は簡単、材料を鍋に入れて煮るだけです。
落とし蓋は、アルミホイルの中心に庖丁の先で3~4個の小さい穴を開け、一度くしゃくしゃにしてから破らないように拡げます。
今まで色々な魚でマース煮を作って来て、その都度書いていますが
煮始めと煮終わりの味の劇的変化が凄いんですよ。
泡盛の持つ底力のなせる業なんでしょうが、本当に毎回驚かされます。
今回はそれにイシダイの腹に溜まった白いラード状の脂がどう作用するのか??
興味津々であります。
取り分け易いよう、食べ易いようぶつ切りにしましたが、島豆腐と一緒に食べるのにちょうど良かったです。
煮汁が滲みた島豆腐と早煮え昆布も旨かったですね!
大きいのは刺身で食べなくちゃ...
という声が聞こえてきそうですが、
コレを食べたら見える世界が変わりますよ。
過去最高レベルの煮付けでありました。
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コメント
!!!
これは至福の一皿ですね。
究極のひとつの形。。
想像するだけでシアワセになれます。
皮目の断面の辺りや煮汁のルックスを
更にアップで見たかった!
2015-12-14 12:47 ウチ● URL 編集
No title
画像をクリック、表示された画像を更にクリックすると拡大します。
煮汁に浮いた脂粒もご覧いただけます。
涎出ちゃうかも?
2015-12-14 13:55 まるかつ URL 編集